ソニーα6700で学んだファインダーとバリアングルの使い分け

一眼レフカメラを手に入れて、最初に誰もが頼ろうとするのが、本体の後ろにある大きな液晶モニターです。スマートフォンの画面と同じ感覚で、そこに映る世界を見ながらシャッターを切りたくなるのは当然のことだと思います。

しかし、屋外へ出ると太陽の光で画面が反射し、構図もピントも分からなくなってしまいました。使い方も分からず、「この画面はどう使えばいいんだ」と悩み、外ではほとんど使うのを諦めていた時期もあります。

この記事は、屋外でのモニターの見づらさに直面し、カメラの画面の使い方に悩んでいるあなたへ向けて書いています。

私自身、液晶モニターが見えないことに振り回されていましたが、屋外ではファインダーを基本にし、アングルを大きく変えたい場面ではバリアングルモニターを使うというシンプルな考え方に落ち着きました。

画面の見た目を過信して現場でテンパってしまう前に、私が実際の撮影で学んだファインダーと液晶モニターの使い分けについてお話しします。

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屋外はファインダー一択。でも老眼が悩み

屋外の強い日差しの下で、モニターの見た目(明るさ)だけに頼って撮影するのは、失敗写真を生む罠になります。

実際に私も、公園で子供を撮影したあと帰宅してパソコンで写真を確認したところ、その場では問題ないと思っていた写真が想像以上に暗く写っていたことがありました。

画面が反射して見えづらいからとモニターの明るさを過信して撮っていると、設定の数値がズレてしまい、家に帰って大きな画面で見たときに真っ暗だったり白飛びしていたりするからです。

だからこそ、外で確実に「構図、ピント、明るさ」を確認して失敗を防ぐためには、ファインダーを覗いて撮るのが一番の基本であり、間違いがありません。

ただ、そんなファインダー撮影にも、私にとってちょっとした使いづらさを感じる瞬間がありました。ファインダーを覗くときはどうしても片目になります。

例えば、公園で子供を撮っていると、ファインダーから目を離した瞬間、一瞬だけ距離感が合わず子供を見失うことがありました。

「老眼じゃない?」と笑われることもありますが、ファインダーと現実を行き来するのは意外と目が疲れるものだと感じています。

バリアングルモニターの本当の価値

外では見づらい液晶モニターですが、使い方を勉強していくうちに、ある大きな強みに気づきました。私の愛機はソニーの「α6700」というカメラなのですが、これには画面を自由な向きに回転させられる「バリアングルモニター」が搭載されています。

購入当初は単なる可動式の画面くらいにしか考えていませんでしたが、撮影回数を重ねるうちに、この機能こそが構図の自由度を大きく広げてくれることに気付きました。

このモニターが真価を発揮するのは、目線の高さを大きく変える撮影をするときです。普段の目線とは違う高い位置や低い位置から撮ることで、同じ被写体でも写真の印象を大きく変えられます。

例えば、少し高い位置から見下ろすようにして「奥行きのある写真」を撮りたいとき、モニターを下に向けて確認しながら持ち上げるだけで、無理なく綺麗な構図が作れます。

実際に公園の遊具で遊ぶ子供を撮影した際も、腕を少し上げてモニターを確認するだけで、人混みの向こう側まで写し込んだ奥行きのある写真を撮ることができました。

逆に、子供や地面に近い被写体を下から覗き込むようなローアングルで撮りたいとき。

これまでは地べたに寝っ転がるような無理な体勢をしなければファインダーを覗けませんでしたが、モニターを上に向けてパカッと開くだけで、自分の体勢は少し低くするだけで済むのです。

画面が見やすい環境であれば、被写体とモニターを交互に両目で確認できるため、ファインダーのような目の疲れもありません。太陽の下ではファインダーで確実に。アングルを大きく変えてストーリー性のある写真を狙うときはモニターを動かす。

そうやって使い分けの基本が分かってからは、「画面が見えない」「どちらで撮ればいいのか分からない」と現場で立ち止まることが減り、被写体に集中して撮影できるようになりました。

寝っ転がらなくても、世界は広く撮れる

もし、液晶画面が太陽で消えてしまい、「せっかくのバリアングルなのに使いこなせない」と頭を抱えていた過去の自分に声をかけるなら、こう言います。

「モニターの見た目の明るさに騙されて、現場で一喜一憂しなくていいよ。外で見づらいのは当たり前だから、基本はファインダーに任せなさい。

でも、モニターの使い方をしっかり把握して、その場面ごとに使えるように練習しておこうね」と。

モニターは、ただスマートフォンと同じように景色を眺めるためのものではありません。

私自身、最初は屋外で画面が見えないことばかり気にしていました。しかし使い続けるうちに、モニターはアングルを変えるための道具、ファインダーは確実に撮るための道具だと考えるようになりました。

今日も写真を見返しながら改めて感じたのは、どちらか一方ではなく、その場面に合った使い分けこそが、自分にとって一番撮りやすい方法だったということです。

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