子どもの運動会が近づくと、「一眼カメラで綺麗に撮りたいけれど、本番で設定を忘れてしまいそう」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
私も運動会の前にInstagramの動画解説でF値やシャッタースピード、ISOの設定を何度も勉強しました。しかし、いざ子どもの出番になると頭が真っ白になり、覚えたはずの設定はまったく思い出せませんでした。
この記事では、運動会で設定を思い出せずオートモードに切り替えた体験や、その失敗から練習方法を変えた経験を紹介します。
本番で設定を忘れてしまう理由や、初心者でも実践しやすい練習方法を知りたい方の参考になれば幸いです。
本番で設定を思い出せなかった
運動会当日は、晴れたり曇ったりを繰り返す天気でした。
「今日はマニュアル設定で撮ってみよう。」そう決めて会場へ向かった私は、競技が始まる前から頭の中で何度も設定を思い返していました。
「晴れていたらF値はこのくらいかな。」「子どもが走るならシャッタースピードは速めにした方がいい。」「曇ってきたらISOを少し上げればいいはず。」Instagramで何度も見返した内容を、一つずつ確認するように思い出していたのです。
ところが、子どもの出番が近づくにつれて様子が変わりました。
先生が子どもたちをスタート位置へ誘導し、保護者席からは応援の声が聞こえてきます。「もうすぐ始まる。」そう思った瞬間から急に焦り始めました。
「今の明るさなら、この設定で合っていたかな。」「いや、さっきより曇ってきた気がする。」「シャッタースピードは何分の1だったっけ?」考えれば考えるほど頭の中が混乱し、さっきまで思い出せていた設定が一つも出てきませんでした。
撮り逃したくなくてオートモードを選んだ
しかも、子どもはもうスタートラインに立っています。ここで設定を迷っている間に走り出してしまったら、一番撮りたかった瞬間を逃してしまうかもしれない。そのことだけは絶対に避けたいと思いました。
私は迷うのをやめて、すぐにオートモードへ切り替えました。「今日はこれでいい。」そう自分に言い聞かせながら、ファインダー越しに子どもだけを追いかけました。
結局、その日は最後までオートモードで撮影しました。帰宅後は「また動画どおりに設定できなかった」という悔しさもありました。
設定は忘れたけれど、子どもの大切な一瞬は残せていた
帰宅後、撮った写真をパソコンで見返しました。正直、「オートで撮ったし、あまり期待できないだろう」と思っていたのです。ところが、一枚一枚見ていくと、その予想はいい意味で裏切られました。
「子どもがゴールを目指して一生懸命走る真剣な表情。」「応援席に向かって見せた笑顔。」「ゴールした瞬間の達成感あふれる顔。」
背景も自然にぼけていて、子どもの姿がしっかり引き立っています。もちろん、Instagramで見たような完璧な設定で撮った写真ではありません。
それでも、その日しか撮れない一瞬は、ちゃんと写真に残っていました。その写真を見ながら思ったのです。「あのとき設定にこだわっていたら、この表情は撮れなかったかもしれない。」
運動会の本番で私に必要だったのは、完璧な設定ではなく、シャッターを押すことでした。
オートモードに頼ったことは少し悔しかったですが、その判断のおかげで残せた写真があり、とりあえず満足することができました。
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設定を忘れた失敗から学んだこと
運動会で設定を思い出せなかった原因は、あとから振り返るとはっきりしていました。
私はInstagramで撮影方法をたくさん勉強していましたが、頭で理解したつもりになっていただけだったのです。
本番では子どもの出番が迫ると焦りの方が大きくなり、覚えていたはずのF値やシャッタースピード、ISOの設定が何も思い出せませんでした。
そこで練習方法を変えました。
今はInstagramの動画を見るだけではなく、カメラを手に持ち、動画と同じようにダイヤルを動かしながら操作を確認しています。
実際に自分の手で設定を変えながら覚えるようになってからは、以前よりダイヤル操作に迷うことが減りました。
子どもが動く場面では「まずシャッタースピードを確認しよう」、曇って暗く感じたら「ISOを上げてみよう」と、少しずつ撮影の流れを考えられるようになっています。
もちろん、まだ本番で迷うことはあります。
それでも、頭で覚えた知識だけでは本番で思い出せないこと、実際にカメラを操作しながら覚える方が次の撮影にも活かしやすいことは、今回の失敗から得られた一番大きな学びでした。
まとめ
今回の経験から感じたことは、次の3つです。
- 本番では、頭で覚えた知識だけでは設定を思い出せないことがある
- 動画を見るだけでなく、実際にカメラを操作しながら覚える方が身につきやすい
- 設定が完璧でなくても、大切な瞬間を残せた写真には十分な価値がある
思い通りに撮れなかった運動会でしたが、その失敗があったからこそ、自分に合った練習方法を見つけることができました。


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