国家資格一発合格へ!自宅で毎日15分で上達するトイドローン操縦練習法

ドローンの国家資格を取りたいと思っても、 「スクールに通う前に何を準備すればいいのか」 「自宅ではどんな練習ができるのか」 と悩む方は少なくありません。

実は、高価な機体を買わなくても、自宅の限られたスペースとトイドローンだけで操縦技術を大きく伸ばすことができます。

ドローンの国家資格を目指してスクールに通う中で、 「自宅でもっと効率よく練習できたらいいのに」と何度も感じました。

実際、スクールの講習だけでは身につきにくい基礎操作は、 トイドローンを使った自宅練習で大きく伸ばせることを実感しました。

この記事では、私自身が資格取得の過程で効果を感じた 合格率を高めるための自宅練習メニュー を紹介します。

毎日の短い練習でも、実技試験でのミスを減らし、 自信を持って終了審査に臨める実力を身につけられる内容 になっています。

国家資格に合格するための「自宅練習で身につけるべき3つの心構え」

ドローン国家資格は、自宅での練習をどれだけ継続できたかで合格率が大きく変わります。 私自身、スクールで実技を受ける中で、この3つを徹底した人ほど上達が早いと実感しました。

毎日15分、必ず飛ばす(使用機体:Holy Stone HS210)

トイドローン(HS210)はバッテリー3本で合計15分。 毎日15分続けた人は、2日に1回の人より操作の安定が圧倒的に早い。 国家資格は“指先の感覚”が命なので、休まず続けることが最大の武器になります。

高価な機体より「不安定なトイドローン」で練習する

国家資格の基礎操作は、安定しすぎた高性能ドローンでは身につきません。 少し不安定なHS210の方が、

  • 姿勢制御
  • 微調整
  • ホバリング これらが鍛えられ、実技試験に直結します。

“できない日を作らない”という覚悟を持つ

1日休むと、

  • スティックの反応
  • 姿勢の安定
  • 微調整の感覚 これらが確実に鈍ります。 短時間でも毎日続ける覚悟が、合格率を大きく左右します。

国家資格の基礎力をつくる「スクエア飛行」と「高度変化」練習

ここからは、私が国家資格の練習をしていたときに、 最も効果を実感した実技トレーニング を紹介します。

やり方は簡単で、自宅の床にペットボトルでも何でもいいので、4箇所に目印を置いて四角い形を作ります。最初のステップは、機体の向きと自分の目線の向きを同じ「正面」に合わせることです。

この機体の向き(常に正面を向いた状態)を一切変えずに、目印に沿って四角形を移動していきます。機体は常に向こう側を向いたまま、前後左右の移動だけで四角を描くわけです。

これができるようになったら、次は機体を右向き、あるいは左向きに変えます。横向きにした状態のまま、その向きをずっと維持して四角形に沿って移動させます。

さらにそれができたら、今度は機体をこちら側に向けた「後ろ向き(対面)」の状態にして、同じように四角形を移動させていきます。これが第一ステップの「スクエア飛行」です。

第二ステップでは、これに「高度(高さ)の変化」を加えていきます。機種の向きは正面のまま、まずは高さを上に上げていき、そこから向きを変えずに下がっていきます。上がっては下がる、という動きを繰り返すのです。

これを今度は機体を横向きにした状態で行い、同じように高さを上げながら移動し、下げながら移動するという動作を、前後左右の全4方向でそれぞれ行います。

一見地味な練習ですが、これを徹底することで、2等や1等の実技試験にあるスクエア飛行の技術が格段に上がります。この練習を勧める本当の狙いは、「機体の向きが変わっても、自分の行きたい方向に瞬時にスティック操作を入れられるように体に慣れさせること」にあります。

試験本番で機体の向きが変わった瞬間に頭が真っ白になってテンパってしまう受験生が本当に多いそうです。例えば難関の「8の字飛行」でも、機体がカーブを描いてウーンと回り、向きが変わった瞬間に操作が分からなくなって墜落やコースアウトをしてしまう。そうした小さな操縦ミスを最初の段階で解決できるのが、このトイドローンを使った四角形練習なのです。

実際に私が自宅で飛ばす際、部屋の広さに合わせて目印を置く間隔を変えています。動画内では2メートル間隔くらいで置いていましたが、日本の一般的な自宅であれば、そんな広いスペースは取れないのが普通です。1.5メートル四方や、1メートル四方の激狭スペースでも全く問題ありません。

むしろ、範囲が狭くなればなるほど、壁や家具にぶつけられないため操縦の難易度は上がります。「家が狭いからまともな練習ができない」と落ち込む必要は一切なく、小さければ小さいほど自分の技術力が限界まで引き上げられるとポジティブに捉えてください。

正方形が難しければ長方形でも構いません。大切なのは4箇所に目印を置き、「あそこを通過する」という目標意識を持って飛ばすことです。

実際に機体を離陸させてみると分かりますが、ホーリーストーンの210は音が非常に静かで、夜間の室内練習でも家族の迷惑になりません。

スタート地点をA地点とし、順にB、C、D地点として周回してみます。いざやってみると、これが本当に難しい。トイドローンは軽いので、スティックを少し動かしただけで結構なスピードが出てしまいます。スピードを一定にコントロールしながらゆっくり動かすのが、最初の関門です。

おまけに、高度維持機能があっても室内のわずかな気流のせいで、何も触っていないのに高さが勝手に上下に変わってしまいます。

A地点から出発し、機首の向きを変えずにB地点へ。そこから左側へスライドしてC地点へ向かいます。やはり急激に動かすのではなく、ゆっくりとコントロールするのがコツです。

さらにC地点から後方のD地点へバックで移動します。トイドローンはスティックを後ろに入れても一瞬反応が鈍い時があり、微調整が必要です。

そしてD地点から元のA地点へ戻ります。

ここでの重要なアドバイスとして、「ドローンを素早く動かすのは実はとても簡単だ」という事実を知っておいてください。なぜなら、舵を思い切りガバッと切ってしまえば勢いで速く動くからです。初心者はスピードを出してビュンビュン飛ばすのが格好いいと思いがちですが、それは大きな間違いです。

本当に難しいのは、「動いているか動いていないか」というくらいの、極限までゆっくりとしたのんびりした状態を維持することです。自分の意思でそれだけ低速かつ正確に機体をコントロールできるかどうかが、プロの技術であり、試験で一発合格するための最大のポイントになります。

自宅でやっていると、エアコンの空調などの風で機体がどちらかに流されることがありますが、実際の試験でも屋外講習では必ず風が吹いて機体が流されます。部屋の乱気流すら「実戦向けの最高の練習環境だ」と思って操縦してください。

このスクエアが完璧になったら、いよいよ高度を掛け合わせます。機体を後ろ向きにして高さを上げながら移動し、今度は向こう側へ下げながら移動する。

これをやると難易度は「激むず」に跳ね上がります。コントローラーのスティックには、少し動かしても機体が反応しない遊びのゾーンと、ある一定のラインから急に動き出すゾーンがあります。このスティックの感度を指先で繊細に感じ取り、ちょっとだけ動かすというのんびりした感覚を試せるかが勝負です。

高さを上げ下げしながら移動していると、ふとした瞬間に頭の混乱からスティックを本来とは「反対の方向」に切ってしまうことがあります。これがいわゆる「逆舵(ぎゃかじ)」です。自宅練習は、本番でこの逆舵を絶対にやらないようにするために行うものなのです。

国家資格で必ず使う「8の字飛行」の自宅練習法

続いて、もう一つの練習メニューが「8の字飛行」です。

室内で綺麗に8の字を描くのはスペース的に工夫が必要ですが、コーンなどの目印が置けなければ、頭の中で軌道をイメージするだけでも大丈夫です。

この8の字飛行をやる本当の目的は、「決められたラインの上を綺麗になぞること」ではありません。「自分の切りたい方向へ、瞬時に、ノータイムで舵を切る能力を脳と指に染み込ませること」です。

ドローンの国家資格の実技試験において、最も恐ろしいのは「一発アウト(失格)」になる境界線ラインが決まっている点です。風に煽られたり操作を誤ったりした際、焦って舵の方向を間違えて切ってしまった瞬間、その場で試験が終了してしまいます。

だからこそ、国家資格の操縦において何より重要なのは「修正能力」です。機体が予期せぬ動きをした時に、瞬時に、自分の直したい方向へ正しく修正できる能力を、この8の字飛行の不規則な旋回の中で身につけていきます。

先ほどのスクエア飛行も正しい方向へ舵を切る練習でしたが、直線的な動きが多いため、まだ自分の頭の中で「次は右、次は後ろ」と考える時間的な余裕がありました。しかし、その応用編である8の字飛行は、常に機首の方向が滑らかに変わり続けます。

いちいち頭で「ええと、今の向きだと右スティックはどっちだ?」と考えていたら絶対に間に合いません。頭ではなく、体と指の反射レベルで染み付いていないと対応できないのです。

綺麗な円を描いた8の字にする必要は一切ありません。自分が意図していない方向へパニックを起こして舵を切ってしまう回数を減らすことだけが目的です。

形が歪な8の字だろうが、めちゃくちゃ小さな8の字だろうが、描き方は何でもいいのです。本来自分が曲がろうと思った方向の、真逆の方向にだけは絶対に切らない。これだけを強烈に意識してスティックを動かしてください。

本番の試験では滑らかに飛ばさないと減点対象になりますが、自宅でのこの練習段階においては、操作がカクカクしてしまっても全く問題ありません。とにかく「想定外の逆舵を切らないこと」に全神経を集中させてください。

ダメな典型例は、旋回中に機体がブレて修正が必要になった時、パニックになって修正方向を間違えてさらに傷口を広げてしまうパターンです。こっちに戻したいのに、反対側に舵を切って壁に激突させる、これが一番やってはいけない動きです。常日頃から、自分の思った通りの方向へ正確に舵を入れられるようになるまで、この8の字を繰り返し指に覚え込ませましょう。

まとめ

  • 自宅でのトイドローン練習は、毎日15分間欠かさず継続することが技術上達への1番の近道。
  • 機首の向きが変わってもテンパらず、自分の行きたい方向へ瞬時にスティック操作を行えるようになることが大切。
  • スクエア飛行や8の字飛行の練習において、1番の目的は意図しない逆方向へ舵を切る操作ミスを完全に無くすこと。
  • 実際の試験機体とトイドローンは別物であるが、コントローラーの構造は同じであるため、自宅での練習が終了審査の合格率を確実に引き上げる。

実技試験の終了審査で不合格になってしまう人のほとんどは、機体の向きが変わった瞬間に自分の頭の中で方向が分からなくなり、真逆の方向に舵を切って自滅しています。これ、本当に一瞬で不合格が確定するので、何としても防がなければいけません。

実際の試験で使う大きな機体と、5000円で買える小さなおもちゃのトイドローンでは、確かに重量も飛行特性も別物です。

しかし、手元のコントローラーの基本的な構造や、操作に対する機体の反応プロセスは完全に共通しています。だからこそ、トイドローンを使って自宅の狭い部屋で「逆舵を絶対に切らない指の反射」を作っておけば、本番で高価な実機を飛ばした時にも、焦らずに体が勝手に正しい修正舵を入れてくれるようになります。

わざわざ遠くの練習場に足を運んでお金を払ったり、シミュレーターの画面をダラダラ眺めたりするよりも、毎日仕事が終わった後の15分間、リビングでこの地味な四角形と8の字を繰り返す方が、私の哲学から言わせてもらえば圧倒的に効率的で無駄がありません。

スクールで不合格を食らって高い追加教習代や再審査料を払う羽目になる前に、今すぐAmazonでトイドローンをポチって、毎日のルーティンに組み込んでみてください。最短ルートで一発合格を掴み取りましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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